スペイン風あさりの炊き込みご飯
お仕事の見通しが立って一気に軽くなったので、趣味の料理です。
料理が趣味です。食べるの大好き。
春を少し感じるごはんがいいな、と思ったので、
新じゃがを使った「ヤンソンさんの誘惑」、
春の柑橘を使ったサラダ、
旬のあさりを使ったスペイン風炊き込みご飯(パエリャみたいな)
なんかがいいかな、など。
このメニューを考える時間って、旅のプランを立てるときみたいにわくわくする。
お昼、暖かい時間には、パエリャパンを使ってクリスピー気味に炊いたごはんがウキウキするな、と思えていたのですが、日が傾いてやっぱり肌寒くなったら、一気にホックリした食べ口が、恋しくなった。
パエリャパンじゃなくて、土鍋にしよう!
レシピは、まるっと、スパニッシュです。
にんにくの香りをオリーヴオイルで出したり、
鯛や金目鯛のアラで上品なスープをとったり。
パエリャって、出汁が全てって料理な気が。
土鍋は、蓋が重いしパエリャパンよりずっと簡単で炊くのに失敗なしって感じですが、
唯一「おこげの見極め」だけが、気を遣うところ。
これは、目と耳と鼻で決めます!
湯気が少なくなってきたら、ひたすら湯気の匂いをかいで、それが、あの、かぐわしいおこげの香りになってから、ほんのちょっとで、火を止めます。止めたら、蒸らす。赤子泣いても、ってやつです。
じゃーーーーん。

なんて日本人のすきそうなご飯かげん。
鯛出汁の繊細な香りも閉じ込めて、大正解でした。
土鍋でパエリャ、やってみてください。
そうそう、柑橘は、奄美大島のタンカンをチョイス。春ー。
また奄美大島に行きたいな。